夜明けを待ちながら

自宅待機中

夜明けを待ちながら大掃除中

年末は寒すぎるので、

毎年GWに大掃除をしたら良いのではと思っていたのですが

毎年GWは仕事だったので結局掃除をさぼっておりました、例年。

 

今年は、たぶん制作さんになって初めて、

本当に携帯電話を気にしなくていい連休になって。

何年かぶりかの解放感のある、連休を謳歌しています。

 

本当だったら、GWは今年も現場に居たはずで。

でもこの自宅待機中のお給料は入る予定になっているので

ちょっとだけ気持ちは楽。

ただ、周りには、

明日が不安でしょうがなくて

バイトを始めたスタッフさん達も居る。

若い人だけじゃなくて、

妻子のいるお父さんたちが、

2000人入る大劇場で本番まわせるプロたちが、

バイトの面接に行っている。

 

緊急事態宣言は、予告通り連休中に、

連休明けの解除を延長しますと宣告してきた。

安倍さんや今の政府の言葉が、

何とも胸に響かなくて

庶民の生活との乖離を著しく感じながら

私たち演劇人は、とにかく自粛を余儀なくされている。

 

普段だったら全然気にもとめないのに、

特別好きでもなかったドイツパンの焼き立てが食べたくなったり

(昔、ホームベーカリーあったなぁと思いだしたり)

無性にラーメンが食べたくなって出前頼んだらお店も自粛中で悲しくなったり

(出前のメニューも、昔あったのに捨てちゃったんだよなあ)

何でもなかったことが、有難かったんだよねと今更に

自分の作った大好きな親子丼にちょっと飽き飽きしながら思う。

 

2020年の春はこんなに良いお天気なのに

ずうっと家のなかにこもっているので

大掃除もちょっぴり捗っています。

 

洗濯物も良く乾くので、毛布洗濯したりしています。

 

ここまで時間が取れないとやらないのだから、

お仕事が通常営業に戻ったら、

また大掃除なんてできなくなるなあ。

 

だけど、

お仕事したいなあ。

別に特段好きだったお仕事って訳でもないんだけれど。

長すぎる昼寝の間、

よく現場の夢を見ています。