夜明けを待ちながら

自宅待機中

夜明けを待ちながら愛が憎しみに変わる時

はいからさんが通る

千穐楽、本当におめでとうございました。

 

柚香さんにとってはトップスターお披露目公演でしたが

私にとっては今日が伊集院少尉のラストデイでした・・・!

 

最近は何をするにもBGMは公演CDで

作業時のBGVははいからさんブルーレイだったので、

もはや好きが3周くらいまわっていっそ疲れ果てて憎しみに変わりそうなくらいには大好きになっていました。

(BGVは時々少尉がまぶしすぎて、作業を中断に追い込みました)

今日で少尉に会えなくなるのが寂しいけど、

やっと終わるのか、という不思議なほっとするような気持ち。

 

よく、面白い舞台は「体感5分でした!」のように「あっという間に終わってしまう」と評されますが、

私にとってはこの休憩35分込み3時間の上演時間は、

いつも体感5時間(休憩無し)くらいに感じてしまえるくらい、

徹頭徹尾見どころがありすぎて、見ている時は本当に集中力を切らせず、観劇後はへとへと。

次に何のシーンなのか、誰がなんの歌を、セリフを言うか分かっているのに

毎回新しい発見があるなんて!

私が観た回数は、宝塚ファンの皆様に比べたら微々たるものですが

花組のみなさんが、1月30日稽古初日から今日まで、

ずっと研鑽を続けてきてくれたからこそ

どの回にも新鮮さがあふれていたのでしょう。

客席ではいつもいつも、こんなに幸せになれるものかしらと驚くほどの幸福を感じさせてもらって

終演後は胸がいっぱいで、ドキドキしすぎて身体はちょっと疲れていて。

もう、少尉のことを考える毎日が忙しすぎて

でも考えずにいられなくて

いっそ嫌いになりたいと願ってしまうくらいに

はいからさんのことばかり考えてしまっていた公演期間中。

 

大好きなはいからさんが通る

好きをこじらせて憎しみにすら変わりそうなくらい好きになってしまったので

舞台って「千穐楽で終わる」というお約束があることに

本当に救われる。

これが本当に最後の回なんだ、とかみしめながら

今日の千穐楽はまた何度も泣きながら、

感謝がいっぱいの気持ちで拝見しました。

 

少尉に、紅緒さんに、

はいからさんの登場人物のみんなみんなに、

こんなにもらった「生きる力」を糧にして

明日からも自分の人生に向き合いましょう。

 

関係者の皆様、

感染予防対策の中、

こんなに幸せな作品を送り届けてくれて

本当にありがとうございました。